これからご紹介する夜間取引というのは証券取引所で株式の売買を行っている時間帯(ザラバ)以外でも夜になっても株の売買ができるという仕組みです。時間外でもわざわざ株の売買を行う必要があるのか?私も最初はそう思っていましたが、実は隠れた大きなメリットがあることに気づきました。それは…
「変動する事が無い、今の株価で売買できる」という事でした。株価というのは分単位で普通は激しく変動します。夜間取引ではデイトレーディングのような動物的勘に頼っての
分刻みでの売買も必要ありませんし、
明日の株価はどうなるんだろう?と不安になりながらの成行き注文をする必要もありません。また
「たぶん、今日がまさに底値!明日は上がるな。今日のこの値段で買いたいのに…」とか「たぶん、今日がまさに天井形成!明日は下がるな。今日のこの値段で売りたいのに…」という状況にも対応できる事があります。
上に書いた
「変動する事が無い、今の株価で売買できる」が私が夜間取引を行って得た最大のメリットです。言い換えれば…
最安値の買い、最高値の売りも焦らず確実にできる場合があるという事です。これは非常に魅力的だと思えます。夜間取引を詳しく見て行きましょう。
夜間取引ができる証券会社は国内では
マネックス証券と
松井証券くらいのものです。ここでは
マネックス証券の「マネックスナイター」を例にとってご紹介します。
マネックスナイターの取引可能な時間帯は17時30分〜23時59分までです。大まかな流れは以下のとおりです(マネックス証券ホームページより一部引用)
(1) |
お客さまからのマネックスナイターでの売買注文を受け付けます。
|
(2) |
同一銘柄の「売り」と「買い」の注文数が合致した範囲で売買が成立します。 |
更に細かなルールに関しては
マネックス証券マネックスナイターのルールを御覧下さい。
簡単に言えば
マネックス証券を利用している投資家同士の売り買いというわけです。
株価は常に変動する物ですが、取引を終えた株というのはもう次の取引が始まるまでは変動しません。つまり
最安値であっても最高値であっても変動は無いわけです。焦らずゆっくりと買い又は売り注文が出せるわけです。
ですが、問題点もあります。
必ず売買が成立するわけでは無い事です。マネックス証券を利用している投資家同士の売買ですので、同じ株価で買い又は売り注文が殺到すれば当然未約定(売買成立せず)となるわけです。
私の個人的な感想ですが、よほど非常識な株価での売買でなければだいたい約定するように思います。私の場合はマネックスナイターで約定しなければ次の日に成行きで買い又は売りを選択しています。(売買方法が多彩なのもマネックス証券の大きな特徴)
そしてこの「変動する事が無い、今の株価で売買できる」、「最安値の買い、最高値の売りも焦らず確実にできる場合がある」というメリットは別に取引自体しなくてもマネックスナイターを静観しているだけでも(取引の状況はマネックス証券ホームページより閲覧可能)大きな意味があります。
株価がどちらに動くのか(買い優勢?売り優勢?)を実際の取引の前に知ることが可能だからです。マネックス証券という小さなマーケットですが、バカにできないほどの信頼性があります。そのまま翌日の市場にスライドして考える事は危険ですが、売買の判断材料になる事は間違いありません。
目を付けた株が底値になった最高値になった、そう思ったらマネックスナイターを静観するだけでも明日どう動くか?の決め手になりませんか?そして明日になって動くよりも今日の夜、マネックスナイターで動いた方が他の投資家を出し抜ける確率が高いわけです。
2006年、12月末までは売買手数料0円キャンペーンやってます。それ以後も
500円という格安な手数料で取引可能です。
実際に体験されてあなただけの
マネックスナイターのメリットを発見してみましょう!!
変動しない最安値、最高値での売買も簡単マネックスナイターとは?
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