お金持ちへの最初のステップは実は預貯金をする事なのです。
とても平凡でつまらない考えかもしれませんが、実は預貯金をするというステップを通り越してお金持ちになった人というのは非常に少数派です。なぜ私がこれほどまでに預貯金の重要性を説くかその理由は
ブログに書いてありますので読んでください。内容が重複する部分もあるので割愛させていただきます。
あくまでもここでは貯める意味というのは決して貯めたお金が自動的に増えるという事を最初から期待していないという事をはっきりさせておきます。一度手に入れたお金をいかに増やすか?は
投資するの項目で書いていきたいと思います。
貯める意味はお金持ちになる次のステップ、投資につながる足場を作る事でした。多くのお金持ち系、お小遣い稼ぎ系サイトで
ミニ株や株式累積投資が登場します。それらのメリット、デメリットは良く知られた通りです。
話が少し反れますがミニ株、るいとうのメリットであり実は同時にデメリットでもあるのが初期投資額が小額になっているという点です。小額から投資できるという事は手持ちのお金が少なくて済む、損失が小さいというメリットもありますが裏を返せばリターンも小額になってしまうという事でした。
決して毎日毎日が大博打のような投資をして生きるべきだとは思いません。ただし、最低限(私の場合は欲しいと思った投資対象の単元、株で言えば株単元)の購入資金は絶対に必要だと思っています。
幸い、多くのサラリーマンというのはその給与体系を考えると額の大小は様々ですが恐らく来月の給料はこれくらい、ボーナスはこれくらいという具合に予想を立てることが可能だと思うのです。それは長期投資の投資資金を不確実な超短期投資で増やすというリスクをリスクで補填するやり方の対極と言えます。
確かに労働によって時間を失いますがある程度予想可能な安定的な収入を仕事から得る事は可能です。結果、先ずお金が入ったら貯めるという行為に結びつくのでした。
貯めたお金は先ず「投資資金」を考えます。一般的には貯めたお金から絶対に手をつけないであろうお金、しばらく使う予定の無い、例え失っても痛くない程度のお金をいわゆる「余裕資金」としその中のいくらかを投資に回している例が多いようです。
私は貯めるという行為は最終的には次のステップの足場となる物という考えから貯めたお金の中から先ず投資資金を調達します。残りは本当の貯金、それこそ使う予定の無い余裕資金になります。
経験上、口座に100万の貯蓄があればそれ以上預貯金の額を増やしてもあまり意味はないように思います。精神衛生上の安心感としては残高が多いに越した事はないと思いますが使わないお金を増やしてもそれこそどうせ使いません。いざという時の為に、人は皆そう言いますが私はそれまでの時間が惜しい。コンマ数%の利子、利息にしがみ付きたくはありません。今の日本の預貯金の現状を考えてみてください。元本の保証という甘い響きにこだわり続けても、例えば消費税が1%上がれば同じ額で昨日まで買えた物、受けられたサービスは手に入れられません。皮肉にも元本が保障されているからです。
投資の性質上下がる事もありますが、その反作用として評価額そのものは変動していきます。もちろんその時に平均取得単価よりも評価額が下がっていれば(いわゆる含み損を抱えた状態)元本の保証にこだわっていた方が得だったとも言えます。
私はこれからの日本で行きぬくには取れる範囲での(その額を失っても生活に困らないという意味)リスクは積極的に取っていくべきだと考えています。
投資資金としての預貯金という考え方をもっと強く認識し実行してみてください。貯まったお金の使い道として実は最も高価な買い物、最も価値のある買い物が投資であるという事実にも目を向けてみてください。
私はそれでも同じ貯めるなら複利の効果を生かせるという意味とわざと降ろし難いという意味で郵便局の定額貯金をお勧めしています。他、各種銀行で独自の定期預金もあります。ただ、定期の場合やはり年単位になる事が予想されますので、定額の6ヶ月という流動性よりは劣ってしまいます。
現在の郵便貯金利率
いずれにしても預けて増やすという発想はここには存在しません。あくまでも投資資金の為の足場作りである事を忘れないで下さい。
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