節約の究極の目標は支出を0にする事です。

　ですが、それが非現実的な事である事は皆さんもご承知の通りです。出来るだけ支出を低く抑える。それが現実的な目標と言えるでしょう。

　節約を心がける事によって毎日、毎月の余剰なお金が少しずつ生まれてきます。節約をするというベクトルの向く先はその余剰なお金（それが例え月に1円であっても）を貯蓄に回せる事です。

　節約する→（割り当てられた毎月の生活費の）余剰なお金が生まれる→余剰なお金を貯蓄に回す→投資資金を増やせる。

　というサイクルを作る事にあります。

　ですから節約し、決まった生活費のお金を全て使い切らずに残りが出せるという事はとても素晴らしい事なのです。そしてその余ったお金は「何か美味しい物を食べる」とか「欲しかった物を買う時の足しにする」とかそう言った消費の為の資金にしては絶対にいけないのです。貯蓄に回し、結果として投資資金をわずかではありますが増やす事ができるのです。

　節約のベクトルの先はあくまでも投資資金を増やす事である。という事を先ず忘れないで下さい。節約し、浮いたお金で再び贅沢をしては全く意味がありませんし、何か消費に回しても意味がありません。現在の生活のレベルを変えずに投資資金を増やす手段は何もアルバイトを掛け持ちする事ばかりではないのです。そして多くの節約術の場合、収入を増やす努力や投資によるリターンを追及するよりもはるかにリスクが少なく簡単にできる事が多いのも事実です。

　苦痛（苦労）を伴う節約は長く続かないと言われています。私のモットーである超長期投資を実行するにあたり資金調達は永遠のテーマでもあります。稼ぐ、貯める、に加えてこの節約するという事も出来る限り長い時間続けていくべきだと考えています。

　できるだけ苦痛（苦労）を伴わない節約術をご紹介します。参考にしてみてください。また御覧の皆様からの節約のアイデアも募集しています。

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