銀行口座を開きました。ネット証券会社を選びました。次はいよいよどの株を買うか？いわゆる銘柄選びですね。

　日本国内だけでも三千社以上とも言われる上場企業のうち実際は買える株（企業の一部）はほんの少しだけです。それだけにどの銘柄を買うかはとても悩むところです。

　ちなみに私は星の数ほどある投資関連のホームページ、ブログを見るとなぜこの人はこの銘柄を買ったのか？投資成績以上にそっちに興味が行きます。

　後述しますが私は原則として優良銘柄を中心に株式投資を行っています。その為、名も聞いた事の無い企業の株を買っている投資家を見ると本当に大丈夫なのだろうか？と思ってしまいます。

　日本を代表する自動車メーカーであるトヨタ自動車であっても当時は全くの無名。

　それこそ名も知らぬ企業でした。本来の投資の意味を考えるとそんな名も知らぬ企業のサポーターとしてその企業の一部を買う事で企業と一緒に（自分の資産が）成長していく。それこそが株式投資の醍醐味でした。

　とは言うものの私はそこまでの先見の明がありません。

　そこで私は考えました。

　今、有名な企業の株を買えば外れは無いんではないか？と。

　それはゴールデンタイムに盛んにＣＭを流している企業だったり、私達の生活に深く密着している企業だったり。要するに誰でもが知っている企業の事です。

　外れが無いと書きましたが、大当たりではない事も事実です。そう言った誰でもが知っている企業というのは大抵はもう既に業績がかなり膨れ上がっているのも事実なのです。来年は今年の何十倍の利益を上げるというのは現実的に相当無理だと思うのです。

　本当の意味での株式投資の当たりとは、今のトヨタ自動車やソニーなどの株をまだ全く無名だった頃、社名も違った頃からじっと我慢して買い続けた、持ち続けたという事を言うのではないでしょうか？

　では、今後トヨタ自動車やソニーが更に発展し続ける事は無いのでしょうか？

　もし、無いと思うならば買わない事です。私は緩やかに発展し続ける、と思います。

　誰でも聞いた事がある。誰でも知っている。それは銘柄選びを考える上で実はとっても重要な事だと思います。難しい方程式や数字はその後で考えても良いと思います。

　本当は誰もが注目する以前に買いたいところですが今からでも超長期保有しても惜しくない銘柄。それはつまらないかもしれませんが、誰でも知っている企業なのではないでしょうか？


Ｔｏｐへ戻る