なぜ私がこのサイトを立ち上げたのか?なぜ私が
投資を始めたのか?なぜ富豪などと大きな事を言うのか?人は何か新しい事を始めようとする時意識するしないにせよ必ず何かしらのきっかけがあると思うのです。
詳細は
ブログにも書いてありますが、やはり私が今なぜこのサイトを作っているのかというと勤務異動で給料が減給したという事だと思います。
看護師として働く以上は職場内での勤務異動は避けようが無いものです。それは他の職種であっても同じ事でしょう。場合によっては他県であったり他国である場合もあるでしょう。
私は決して仕事人間ではありませんが今現在している仕事内容に少なからず愛着を感じています。私自身の強い要望で今の職場を離れたわけではありませんでした。
今現在は勤務異動を行う前の職場に戻り(異動先から元の勤務内容に戻ったという事)それなりのやりがいも感じています。
自分の希望でない勤務異動は予想以上のストレスとなりました。更には分かっていた事なのですが給料がかなり減額となりました。もちろんそれも私の希望ではありません。望んで給料を落とす者などいるはずがありません。
すぐさま生きる死ぬの問題ではありませんでしたが、家族の事もあります。正直給料が下がるという事の精神的なダメージは凄まじい物がありました。
そして実は働く多くの人が実感として分かっているのですががんばったから給料が増えるというシステムは多くの日本の企業には存在しません。
身を粉にして残業しようにもその残業が無い。各種手当てを得ようにもその機会が無い。職種によって違うとは思いますがもしあなたが今就いている仕事はがんばったら来月の給料を増やす事ができるでしょうか?
働く事を否定する事は断じてしません。Topページにも書きましたが働く事には意味があります。同時に収入を得るという事が生きる糧になっている事も事実です。貰うお金は少ないより1円でも多い方が良い。でもがんばって増やせる物では無いことが分かってしまった。しかも今居る場所は意に反しての勤務異動…
あの時は私自身鏡を見るのが嫌でした。自分の顔など見たくも無い。そんな毎日を送っていました。
その後上司に願い出て更なる異動のチャンスをもらい元の職場に戻ったというわけです。
そして時間が過ぎました。あの時もし私の中のベクトルがいかに今の職に馴染んでいくか、いかにがんばるべきかという方向に向いていたらまた別のサイトが出来上がっていたかもしれません。あるいはその必要がなかったかもしれません。
本屋に行き啓蒙の書を読み「私はどのようにして嫌な人事異動を乗り越えたか?」を得意げに語っていたでしょう。
現実の私は違いました。今の職場に戻り給料も少しずつ上がり始め、心に余裕が戻りました。子や嫁さんに対する態度も恐らくは変わっていたと思います。そして振り返って思ったのです。
本当に仕事からの収入だけで一生安泰なのでしょうか?嫁さん(旦那さん)や子の幸せは本当に仕事からの収入だけで万全と言えるのでしょうか?と。
たぶんそのままで仕事を続けていても何とかはなったと思います。この何とかというのは「金持ち父さん」シリーズのキヨサキさんが言う「ラットレース」の事。ずっと働き続けて定年し年金を当てにする(本当は当てにできない世の中になっているのですが)そういう人生の事です。
このままじゃダメだな。意に反する人事異動というのは、職場の上層部に対する気持ちを非常にクールな物へと変えさせました。
いずれにしても仕事という物に依存し過ぎていた自分を深く見つめなおす貴重な体験となったのです。
人は時間が経つと昔の感情を忘れてしまいます。だから私はサイトに自分自身のあの時の気持ちを「きっかけ」として吐露しました。ずっとずっと忘れない為に。それが今の私を突き動かす原動力の一つになるからです。
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