電力株と言えば昔から資産株と呼ばれ資産家の多くが代々受け継いで配当を得るという投資手法がとられていたようです（かなり昔の話しですが）。現在でも高配当銘柄の代表格として電力株は挙げられます。

　確かに配当を重視した投資手法は理にかなっていますが、2006年現在電力各社共に株価が上昇し、配当利回り2％を下回る銘柄も出てきています。買い増しするには割高な感がある昨今、電力株を利用して中期（3〜4ヶ月）で売り抜け、10％近い利回り（売却益）を出せる投資手法を用いた方が安全、確実とも言えます。

　結論を書くとこのような投資手法です。

• ひたすら売買手数料の安い証券会社を選ぶ
• 電力株の中でも東京電力、中部電力、或いは関西電力を選ぶ（それ以外に投資しない）
• 基本的には配当取りを狙わない（配当権利付き最終日まで株式を保有しない）
• 配当月（3月、9月）の3〜4ヶ月前に買う
• 配当権利付き最終日の3〜4週前に売る

　以上です。詳しく検討してみましょう。

売却益重視で選ぶ証券会社は？
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